もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】日比谷公会堂(5)上田清司編

上田清司(埼玉県知事・知事の会会長)

あらためてみなさんこんにちは。
とにかく何回もこういう集会に出ること自体を、我々は恥じなくちゃいけないと思いながら、何ともいえない思いで毎回出席をさせていただいています。
飯塚繁雄代表を初めとする家族会の皆さんと、その10分の1も100分の1も思いを共感できないのではないかと自分を卑下しながらも、しかし100分の1でも共感したい、100分の1でも何らかの形で受け止めたいという思いで、私たちも色々なアピールをしています。
署名運動を全国的に展開しようという話になりました。私たちは、県議会の皆さんとともに、年に必ず一度や二度は、浦和の駅頭や大宮の駅頭で署名活動をやっていましたが、改めて県内全域で署名運動をやったらどうなるんだろうと、自治会や各種団体にお願いをして掘り下げたところ、埼玉県で74万人の署名が集まりました。
「そうか、こういう表現の仕方もあったのか」ということで、改めて多くの県民の皆様たちに拉致の実態について考えていただくチャンスが、この署名運動で与えられたんだなということを改めて感じたところです。
とにかく、安倍総理古屋圭司担当大臣、今日お集まりの与野党の国会議員の顔ぶれを見て、オールニッポンで実現しよう、被害者を救出しようという気運が、これまでにない、間違いのない大勢だと私は思っています。
水面下で、文字通り色々な形で事が進められていると私は信じています。どんな方法であれ、私は今の安倍総理を初めとする政府を中心としたやり方、どんな方法でもいいんです、是非家族の皆さんたちに、お帰しをしていただきたいと思っています。
是非とも、こうした気運を逃がすことなく、古屋担当大臣もあられますので、どんな方法を使ってもいいですから、必ず家族会の皆様に取戻していただきたいと思っています。
私たちも、47都道府県の採点表を出されても結構ですので、盛り上がりのために一生懸命努力しますので、是非、高度な政治判断、適切な政治判断で事を成していただきたいと、心からお願い申し上げ、挨拶に代えたいと思います。
本当によろしくお願いいたします。
ありがとうございました。



《特定失踪者・藤田 進さんについて》
※国連人権理事会が調査要請を受理した事案
◆氏名:藤田 進
(ふじたすすむ)
◆失踪年月日:昭和51(1976)年2月7日
◆生年月日:昭和31(1956)年6月16日
◆性別:男
◆当時の年齢:19歳
◆当時の身分:東京学芸大学教育学部1年生
◆特徴:
1)家ではあまりしゃべらないタイプ
2)ギターがうまかった
◆失踪場所:埼玉県川口市の自宅

【失踪状況】
失踪当日6:30~7:00頃、以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。
後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。
脱北者北朝鮮から持ち出した写真が鑑定の結果、藤田 進さんである可能性が極めて高いことが判明。
平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。

※「アメリカはローラ・リンさんとユナ・リーさんのときはクリントン元大統領、アイジャロン・マーリ・ゴメスさんのときはカーター元大統領が直接平壌に乗り込んだ。日本にも元総理がたくさんいる。その中の一人でも拉致被害者のために平壌に行ったらどうなんだ。誰かいないのか」
上田清司埼玉県知事)