【みんな生きている】南北首脳会談編

《柳吉在統一部長官、「現状での南北首脳会談無い」》

韓国統一部（省に相当）の柳吉在（リュ・キルジェ）長官は８月２５日、あるテレビ番組に出演した際、朴槿恵（パク・クンヘ）大統領の任期中に南北首脳会談が開催される可能性について「首脳同士が会談して結果を出すには、（その前に）それなりの条件が整わなければならない」「首脳同士が会って大枠で全てを解決するという意味での首脳会談については、今のところ考えていない」等と発言した。
柳長官は

「南北の間には糸のようにもつれたさまざまな問題があるが、首脳会談を通じてこれらを一気に解決できるとは思わない」

とした上で、上記のように述べた。
その一方で柳長官は

「いつか首脳同士で『この程度の問題はもう解決すべきだ』と考えが一致する時が来るはずだ」

と楽観的な考えも示した。
２０１０年の哨戒艦・天安爆沈を受けて今も続く、北朝鮮に対する「５・２４制裁措置」について柳長官は

「この措置は北朝鮮が西海（黄海）で起こした挑発行為が原因で下された制裁だ。（解除には）北朝鮮が責任ある措置を下さねばならない」

と指摘。
その上で、

「この事件に対して北朝鮮は（韓国の）国民が納得できるだけの責任ある対応をしていない。そのような状況で制裁を緩めても、国民は感情的に受け入れるのが難しいだろう」

との見方を示した。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）