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【みんな生きている】COI編

北朝鮮の人権状況に関する国連の特別委員会(COI)が、韓国で初めての聞き取り調査を開始し、北朝鮮強制収容所から逃げ出したという脱北者の男性が収容所の実態等について生々しく証言しました。
国連の人権理事会は今年3月、日本政府等の働きかけを受けて北朝鮮による拉致問題強制収容所の問題等、人権侵害の実態を調査するための特別委員会を設置しました。
この特別委員会の委員らが韓国のソウルを訪れ、8月20日から脱北者強制収容所に収容されていた人から当時の状況を聞く、初めての聞き取り調査を始めました。
初日の20日は、北朝鮮強制収容所に家族とともに収容され、逃げ出したという脱北者の男性が
「自分と父親の目の前で、母と兄が公開処刑された。兄は銃で処刑され、母は絞首刑だった」
と証言しました。
そして、当時は食事がほとんど与えられず常に飢えていて、看守に隠れてネズミを捕まえて食べていた等、収容所の実態を生々しく証言し、
「虐殺が繰り返されていることを知ってもらい、なんとか止めたい」
と訴えました。
特別委員会は韓国での調査のあと、8月27日から日本を訪れて、拉致被害者の家族らからも話を聞く方向で調整しており、調査結果をまとめて、今年9月に開かれる国連の人権理事会で中間報告を行うことにしています。