【みんな生きている】ＧＢＩ増設編

《アメリカ国防総省、対北朝鮮ＧＢＩ増設を検討》

アメリカが、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）による攻撃に備えるため「地上配備型迎撃ミサイル（ＧＢＩ）」をさらに増強する方針を検討していることが分かった。
アメリカは２０１７年までにＧＢＩを増強する案を既に発表しているが、これに加えて「第２次増強」が考慮されているという。
ジェームズ・ミラー国防次官（政策担当）は７月１７日（現地時間）、ワシントンＤＣで開かれたアメリカ国防産業協会（ＮＤＩＡ）主宰の議会セミナーで

「北朝鮮の脅威がさらに高まっているのに備え、地上配備型迎撃ミサイルを４４基に増強する案を検討している」

と語った。
現在、アメリカのＧＢＩは西海岸を中心に計３０基が配備されている。内訳はアラスカ州フォートグリーリー基地に２６基、カリフォルニア州バンデンバーグ基地に４基だ。
チャック・ヘーゲル国防長官は、北朝鮮のミサイルの脅威が強まっていた今年３月

「２０１７年までに、フォートグリーリー基地等に迎撃ミサイル１４基を追加して計４４基に増やしたい」

と表明していた。
ミラー次官は１７日、これに加えて

「４４基よりもっと増やす案をめぐっては結論が出なかったが、必要な状況に備えている」
「我々のミサイル防衛（ＭＤ）システムが北朝鮮のＩＣＢＭ能力より優れている状態を維持し続けるべき」

と語った。
ミサイル防衛局（ＭＤＡ）のジェームズ・シリング局長も１７日、アメリカ連邦議会上院の聴聞会で

「北朝鮮はアメリカが直面している最大の脅威、という判断に基づき、迎撃ミサイルを４４基以上に増やす必要性について検討している」

と語った。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）