【みんな生きている】

北朝鮮が６月１６日、アメリカに高官級の会談を提案したことに対し、オバマ政権は、非核化へ向けた具体的な行動がなければ会談に応じないとの立場を表明しました。
ＮＳＣ＝国家安全保障会議のヘイデン報道官は声明で、「アメリカは常に対話に前向きだ」と述べる一方、北朝鮮が国連安保理決議等を順守し、「最終的に非核化につなげなければならない」と強調しました。
その上で、「我々は言葉ではなく行動で判断する。北朝鮮が国際社会の義務を順守する姿勢を示すことを待ち望む」と述べ、非核化へ向けた具体的な行動が対話再開の前提になるとの従来の立場を示しました。
日・米・韓の３か国は６月１９日、ワシントンで局長級協議を開き、北朝鮮の最近の動向を分析し、３か国の連携を確認する見通しです。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）