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【みんな生きている】ラオス脱北者送還問題編

10代から20代の脱北者9人が潜伏先のラオスで拘束され中国経由で北朝鮮に強制送還された問題で、韓国政府は国連人権理事会にこの問題を提起する方針です。
この問題は、北朝鮮を逃れ韓国に向かおうとした10代から20代の脱北者9人が潜伏していたラオスで拘束され、中国・北京を経て飛行機で北朝鮮に送還されたものです。
一部の韓国メディアが「送還された脱北者の中に日本の拉致被害者の息子がいる」と報じましたが、脱北者の支援活動に詳しい複数の関係者は「その可能性は低い」と話しています。

「今回、脱北した青少年9人が北朝鮮へ強制送還されたことは、非常に残念で遺憾に思う」
(韓国外務省報道官)

韓国外務省の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は、北朝鮮当局に対し送還された9人の生命や安全の保証を要求するとともに、6月4日にスイスのジュネーブで開催される国連人権理事会で、議題として提起する方針を明らかにしました。
この問題を巡っては、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領も「9人の安全が保証されなければ、北朝鮮は国際社会の非難と人権に対する責任を免れないだろう」と指摘する一方、ラオスを含む第三国を経由した脱北ルートが打撃を受けないよう注意が必要という考えを示しましたが、脱北者が中国を経由して送還されたことについては言及していません。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)