もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】北朝鮮4大サイト編

北朝鮮の代表的4大有害サイト》

北朝鮮朝鮮労働党統一戦線部が体制宣伝のためにインターネット上で運営している代表的なサイトは、「わが民族同士」「救国戦線」「わが民族講堂」「わが国」の四つだ。
今回会員情報が漏れた「わが民族同士」は、統一戦線部傘下の祖国平和統一委員会(祖平統)が運営するポータルサイトだ。サーバーは中国・遼寧省瀋陽に置いている。2003年2月に開設され、同年7月から韓国のネットユーザーを対象に会員加入の受付を開始した。
「祖国解放の恩人・金日成(キム・イルソン)将軍」「論評・談話・対答・檄文」等のメニューからなっており、朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』や北朝鮮国営の朝鮮中央通信の報道等を1日に10件ほど掲載してきた。
韓国政府の関係者は

「サイトの上段に“電子郵便”、“読者投稿”のメニューがあり、加入者がその気になれば北朝鮮側と非公開で連絡を取ることができる」

と語った。
また、「わが民族同士」は2010年から、独自のサイトの他に動画投稿サイト「ユーチューブ」、簡易投稿サイト「ツイッター」、写真投稿サイト「フリッカー」等のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のアカウントを持っている。ツイッターのアカウントは2010年8月に開設され、これまでに約6,000回ツイートしている。休日を含め、毎日6回以上のツイートがあったわけだ。フォロワーは、4月5日現在で1万6738人に達する。
「救国戦線」は、統一戦線部傘下の対南(対韓国)革命機関「反帝民族民主戦線」が運営している。1997年に開設されたが、当初は運営がうまくいかなかった。その後、2003年に北朝鮮が対南宣伝用ラジオ放送「救国の声放送」を廃止したのに伴い、その役割を代替するため拡大改編されたと韓国情報当局ではみている。従北(北朝鮮に追従する)勢力の闘争指針となる韓国を中傷する論評が主に掲載され、「首領様は永遠に我々と共にいらっしゃる」といった歌や動画資料も載せていた。特異なのは、アメリカ企業のサーバーを利用しているという点だ。
2004年6月に開設された「わが国」は、朝鮮コンピューターセンターがドイツの衛星通信網を基盤にして運営している体制宣伝サイトで、北朝鮮の主要ニュース、北朝鮮の画像等を紹介している。
「わが民族講堂」は金日成放送大学が運営するサイトで、金日成回顧録、主体(チュチェ)思想関連資料を提供しており、2004年11月に開設された。
これらのサイトに対しては、韓国国内からのアクセスが遮断されているが、迂回接続用のプログラムを利用すれば、韓国国内からでもアクセスできる。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)