【みんな生きている】ネットワーク攻撃編

韓国で先週、不正なプログラムの侵入を受け社内ネットワークがダウンしたＹＴＮテレビの他、北朝鮮の民主化を求める脱北者団体等で３月２６日、ウェブサイトに接続できなくなる障害が発生しました。
ＹＴＮテレビでは３月２６日午前、同じ建物の中にある系列会社を含め、ウェブサイトに突然接続できなくなりました。
ＹＴＮは今月２０日、不正なプログラムの侵入を受け社内のネットワークが一時ダウンし、復旧作業を続けているところでした。
また、北朝鮮の民主化を求める脱北者団体や保守系団体でもウェブサイトに接続できなくなる障害が発生しました。
サイトに掲載した資料が消える等の被害が出た団体もあるということです。
一方、地方自治体の情報ネットワークが一時ダウンしたトラブルもありましたが、これについて韓国政府は「内部の故障だ」と説明しています。

「迅速で正確な真相調査と原因糾明を願います」
（朴槿恵大統領）

この問題を巡って、朴槿恵（パク・クネ）大統領は閣議で「重要な国家安保事案だ」と指摘しました。
また、サイバーテロに対応する組織が様々な機関に分散している点に問題があるという認識を示し、大統領府に新設した「国家安保室」を中心に総合的な対策を用意すべきだと述べました。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）