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【みんな生きている】コリン・パウエル編

《『朝鮮日報』紙のインタビューに応じたパウエル元国防長官》

アメリカのパウエル元国務長官は3月24日、「北朝鮮の新しい若い指導者は、挑発行為の継続という古いパターンを今なお使っている。これには本当に失望した」とした上で「北朝鮮は国連や6カ国協議といった国際的な舞台で自らを孤立させるなど、自害行為を続けている」との見方を示した。
朝鮮日報』社主催で3月26日から2日間の日程で開催される第4回「アジアン・リーダーシップ・カンファレンス」(会場:シェラトン・グランデ・ウォーカーヒル)に参加するため来韓したパウエル氏は、『朝鮮日報』紙の金大中(キム・デジュン)顧問とのインタビューで上記のように述べた。
パウエル氏は

アメリカは北朝鮮に報復や先制攻撃を行う能力を持っているが、もし北朝鮮アメリカにその能力を使わせた場合、間違いなく北朝鮮政権の崩壊につながる。これは間違いなく言えることだ」
アメリカは韓国の友人たちに、北朝鮮問題の負担を1国で背負うよう要求すべきでない」
北朝鮮は常に韓国を孤立させようとしているが、アメリカは韓国の同盟国として行動を共にすべきだ」

等と述べた。
最近になって韓国国内で持ち上がっている核武装論について、パウエル氏は

「韓国は(核兵器を製造するための)ウランやプルトニウムの確保よりも、経済により多くの力を投入すべきだ。アメリカという良き友人がいることを忘れてはならない」

と注文した。
北朝鮮の相次ぐ挑発行為に対する国際社会の対応については

「今はメディアが先頭に立ち、北朝鮮で行われている残虐行為を世界に伝えるべき時だ。強制収容所や食糧不足等で苦しむ北朝鮮の人たちに、もっとスポットを当てなければならない」

と訴えた。
パウエル氏は国のリーダーの役割について

「常に前向きで情熱的な姿を示すことが必要」
レーガン元大統領はワシントンで最もよく笑う男性だった。当時はレーガン元大統領の顔を見るだけでも気分がよくなった。そのような楽観主義が最終的にアメリカを危機から救い出した」

との見方を示した。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)