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【みんな生きている】サイバーテロ編(2)

《2009年以降の対韓国サイバーテロ、全て北朝鮮の犯行》

北朝鮮はこれまで韓国の政府機関や主要メディア、企業等へのサイバー攻撃を繰り返してきた。
最近のケースでは昨年6月、『中央日報』のサーバーがハッキング被害に遭った。北朝鮮ハッカーは昨年6月7日、『中央日報』のサーバー管理者のパソコンに侵入し、2日後の9日にウイルスを送りつけ、新聞制作システムを削除した。
この結果、『中央日報』のニュースサイトはアクセス不能になり、画面には口を覆って笑う白いネコの写真と「イスワンによってハッキングされた」との文言が表示された。
警察による捜査の結果、北朝鮮逓信省のIPアドレスを使用するパソコン「イスワン」が、昨年4月21日から『中央日報』のサーバーに集中的にアクセスしていたことが分かった。北朝鮮は『中央日報』にサイバー攻撃を仕掛ける直前、『朝鮮日報』紙をはじめチャンネルA、地上波放送局3社、CBS等主要メディアを名指しし「無慈悲な報復聖戦を行う」と脅迫していた。
中央日報』はサイバー攻撃を受ける前日の19日、テロの兆候を感知し、国家情報院に保護を要請していた。
北朝鮮は2009年7月7日、韓国とアメリカの主な政府機関、主要ポータルサイト、銀行サイト等にDDoS攻撃(分散型サービス妨害)を行い、サービスを一時麻痺させた。
韓国政府によると、この攻撃で北朝鮮は61カ国、435台のサーバーを利用。攻撃を受けた韓・米の主要サイトは35に上ったという。
2011年3月4日には大統領府や国家情報院など韓国の主要サイト40以上がDDoS攻撃を受けた。また、この年には農協のイントラネットも侵入を受け、高麗大学の電子メールサーバーからウイルスがばらまかれる等の被害が出た。
2009年には大統領府の外交・安全保障諮問委員たちに対しウイルスに感染した電子メールが送りつけられ、またサーバーにハッカーが侵入しようとしていたことも分かった。
韓国政府の関係者によると、2009年以降に韓国で発生した主なサイバーテロ6件は、いずれも北朝鮮の犯行だという。
今回のサイバーテロ北朝鮮の犯行かどうかを確認するには、テロが行われたIPアドレスを把握して送られたウイルスを収集し、これらをかつて北朝鮮サイバーテロで使ったウイルスと比較しなければならない。
高麗大学情報保護大学院の金昇柱(キム・スンジュ)教授は

北朝鮮によるサイバーテロの特徴は、一言で“ターゲットに合わせた攻撃”だ。北朝鮮はテロの対象を決めると、その対象を長い時間かけて観察し、適切なタイミングを狙って侵入する」

と説明した。
金教授は

北朝鮮は主に中国や欧州等を拠点にサイバーテロを行っているが、ハッカーになると待遇が良くなるため、北朝鮮ハッカーたちは実績を上げようと、ターゲットを執拗にモニタリングをしている」

と語った。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)