もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】朝鮮族出稼ぎ編

2013年2月28日の参考消息(電子版)によりますと、ロシアのラジオ局・ロシアの声は2月26日、中国吉林省延辺朝鮮族自治州朝鮮族の人々が「韓国に出稼ぎに行き、中国に戻ると漢民族よりも豊かな暮らしを送っている」と伝えました。
現在、同自治州の人口は3分の1が朝鮮族で占められています。州政府所在地の延吉市ではその割合はさらに高く、街中で朝鮮語が飛び交い、民族学校では朝鮮語で授業を受けることができます。
この自治州は他の自治州と違い、少数民族漢民族よりも豊かな生活を送っています。数年前までは東北部の辺境の町でしかなかった延吉市が、今では北京や上海と同じように高層建築が林立する大都市に変貌しました。市民の自動車所有台数も全国でトップクラスです。
その理由は何か?
1つは韓国資本による投資であり、もう1つは韓国への出稼ぎです。
韓国には現在、15万人から17万人の延辺朝鮮族自治州出身の朝鮮族が存在します。この数字は延辺朝鮮族自治州の成年人口の4分の1に値します。
彼らの多くが首都ソウルで、清掃作業員や家政婦、製造業、レストラン等で働いていて、いずれも韓国語が必要な職業です。
彼らの多くが韓国での永住や長期滞在を求めておらず、韓国も彼らが移民となることを望んでいません。彼らはもし韓国に定住したとしても2等国民でしかないことをよく知っているからです。教育の低さや人脈の欠如も延辺の朝鮮族が韓国になじめない理由だといいます。
彼らのソウルでの平均月収は約1,800ドル(約16万6000円)。ほとんどの人が毎月1,000ドル貯金するため、数年で5万ドル(約463万円)が貯まります。それを故郷に持ち帰れば、ちょっとした商売がすぐにでも始められます。
また、故郷では朝鮮族であることを理由に差別を受けたりしません。しかし、多くの若者が韓国に出稼ぎに行くため、同州朝鮮族出生率が急速に低下するといった問題も発生しています。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)