【みんな生きている】高麗リンク編

北朝鮮で外国人向けのインターネット接続サービスが始まったと、中国の国営メディアが報じました。
中国国営の新華社通信は２月２５日、北朝鮮とエジプトによる合弁の携帯電話会社「高麗（コリョ）リンク」が、北朝鮮国内で外国人向けに携帯電話からインターネットに接続するサービスを始めたと報じました。観光等で訪れる外国人も空港で手続きをすればインターネットへの接続サービスを利用できるということです。
北朝鮮では１月から外国人の携帯電話の持ち込みを許可したばかりです。
今年１月、インターネット大手・グーグルのシュミット会長が訪朝した際に、「北朝鮮は国民にインターネットを開放するべきだ」と発言していましたが、今回のサービス開始は、それとは関係ないとしています。
北朝鮮では現在、国民のおよそ１割が携帯電話を利用していると言われていますが、インターネットへの接続や国際電話などをかけることはできません。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）