【みんな生きている】北朝鮮贅沢品取引編

北朝鮮に対する国連制裁の対象となっているいわゆる贅沢品の取引を巡って、新たに２件の違反事例が安全保障理事会に報告されたことがわかりました。
国連外交筋等によりますと、安全保障理事会に新たに報告されたのは、去年７月、成田空港で北朝鮮に送られようとしていたコンパクトディスクが押収された事案と、２０１０年に中古車２台を大阪から北朝鮮に輸出したとして在日朝鮮人の男が逮捕された事案の２件です。
去年７月の事案は、ノルウェーから北朝鮮に向けて発送されたコンパクトディスク１枚を税関が貨物検査特別措置法に基づいて押収したもので、２０１０年の事案では、輸出禁止となっている乗用車２台を「韓国に輸出する」と偽り、中国・大連経由で北朝鮮に輸出した疑いがもたれています。
安保理の制裁委員会は、こうした違反事例について詳しく調査することにしていて、北朝鮮の制裁逃れの実態を明らかにすることにしています。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）