【みんな生きている】労働新聞編

北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は１月２８日、“日本が日・朝会談を破綻させた”等と日本を名指しで非難する論説を掲載しました。
記事は、「平和的宇宙開発権利を絶対に蹂躙できない」とのタイトルで、２８日付けの『労働新聞』の６面に掲載されています。
記事では、まず、長距離弾道ミサイル発射に対する国連安保理の制裁決議をアメリカや日本、韓国が支持したことについて、「平和的宇宙開発に言いがかりをつけるのは、自身らの不純な目的を隠して正当化するための破廉恥で卑劣なやり方」だと批判。その上で、日本を名指しして、「アメリカに追従し、我が国の寛大な計らいでせっかく準備された朝・日会談を破綻させた」等として、ミサイル発射予告を受けて予定されていた政府間協議を延期した日本を非難しています。
核実験に直接言及してはいないものの、アメリカ等が「我が国を屈服させ、圧殺しようとしている。情勢は予測不可能な状態に向かっている」として、対抗措置を取ることを示唆しています。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）