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【みんな生きている】2012北朝鮮子ども福祉法案編

《2012北朝鮮子ども福祉法案、アメリカ下院で可決》

アメリカ議会が脱北者の子どもたちの人権擁護や福祉増進を図るための法案を満場一致で可決した。
アメリカ議会下院は1月1日(現地時間)、全体会を開き「2012北朝鮮子ども福祉法案(North Korean Child Welfare Act of 2012)」を可決した。
同法案は、北朝鮮を脱出し、中国等に滞在している子どもたちを直ちに保護するため、アメリカ政府が家族との面会や養子縁組等を勧告するという内容だ。また、国務長官は海外に滞在する北朝鮮の子どもたちの実態を把握したり、利益の増進を図ったりするための方策や養子の受け入れ等を盛り込んだ報告書を定期的に作成し、関連する常任委員会に報告するとした。
また、海外に滞在する北朝鮮の子どもたちが国家に対し、無国籍の問題を解決できるよう勧告するとともに、韓国政府と共同で海外に滞在する北朝鮮の子どもたちの家族との面会を支援するモデル事業を実施すると規定している。
これに対し韓国は、北朝鮮の住民たちの人権を巡る法律の制定が進んでいない。
北朝鮮人権法案は第17代国会(2004年の総選挙で選出された議員による国会)、第18代国会(2008年の総選挙で選出された議員による国会)で相次いで発議されたが、ヨルリン・ウリ党民主党の反対により成立しなかった。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)