【みんな生きている】２０１２北朝鮮の子ども福祉法案編

《「２０１２北朝鮮の子ども福祉法案」アメリカ下院で可決》

アメリカ議会が北朝鮮を脱出して海外に居住する子どもたちの福祉と人権を促進するための法案を可決したことが１月２日、分かった。
外交消息筋によると、アメリカ下院は１日の全体会議で「２０１２北朝鮮の子ども福祉法案」を全会一致で可決した。昨年１２月２８日には関連法案も可決している。
法案は、北朝鮮で数十万人の子どもたちが栄養失調に苦しみ、海外にいる子どもたちは無国籍状態にあると指摘。「国務長官は子どもたちの利益を保護すべきだ」とした。
また法案には、海外にいる子どもたちを迅速に保護するために家族との面会や子どもたちの養子縁組の推進を勧告する内容も含まれた。
さらに北朝鮮の子どもたちが居住する国に対し無国籍問題を解決するよう促す他、海外にいる北朝鮮の子どもたちと家族との再会を支援するテスト事業を韓国政府と共に進めると規定した。
同法案はオバマ大統領が署名すれば正式に発効する。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）