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【みんな生きている】ミサイル編

北朝鮮の「自称人工衛星」、機能していない?》

北朝鮮が12月12日に打ち上げに成功したと主張する「人工衛星」は、軌道に進入したものの衛星としての機能が作動していないという分析が相次いで出ている。
北朝鮮人工衛星と称する「光明星3号」と地上の管制所間で交信が行われていると主張しているが、これまでのところ具体的な証拠は示していない。
専門家たちによると、衛星打ち上げの成否は衛星が地上の管制所と正常に交信できるかどうかで判断するという。
衛星が予定した軌道に正確に進入出来ても、安定して軌道を周回し地上の管制所との交信が確認出来なければ、衛星の打ち上げに成功したとは言えないということだ。
3段目から分離された衛星は軌道に進入する際、衛星自体が回転してしまい各種センサーが正常に機能しない「タンブリング現象」が発生していると見られる。
北朝鮮は12月12日午前9時49分にミサイルを発射してから1時間30分後に「衛星が予定していた軌道に進入した」と発表した。さらに午後遅くに「金日成(キム・イルソン)将軍の歌」「金正日キム・ジョンイル)将軍の歌」が宇宙に響きわたっているとし、衛星との交信にも成功したと主張した。
光明星3号」の軌道進入成功は、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)と韓国国防部も発射当日に確認した。
だが、国内外の専門家らは地球を回る「光明星3号」の状態が不安定なだけでなく、地上の管制所と交信出来ず衛星の機能を果たしていないと分析している。
アメリカ政府関係者は12月13日、アメリカCNNとのインタビューで「光明星3号」が北朝鮮当局によってコントロール出来ない状態にあるとの分析を示した。また、専門家たちは、軌道の低いところを回っているため不安定で大気との摩擦で焼けてしまったり、地上に墜落する可能性もあると主張している。
韓国の専門家たちも同じような分析結果を示している。
韓国航空宇宙研究院で韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」の打ち上げ推進団長を務める趙光来(チョ・グァンレ)氏は、

「まだ地上と衛星の間で交信はないもようだ。重量100kg程度の小型衛星は十分な制御装置を備えることが難しく、今後も衛星が正常に作動することはないだろう」

と話した。
趙氏は一般的に衛星が正常に作動するかは発射から24時間以内に把握出来るとし、北朝鮮当局は既に「光明星3号」の状態をきちんと把握しているとの見解を示した。
韓国国防部は

「NORADの資料によると『光明星3号』は、95.4分周期で地球を楕円形に回っている。機能しているかについては、もうしばらく見守る必要がある」

という立場だ。
朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は12月14日付の紙面で「現在軌道に安着した『光明星3号』2号機の『地面撮影結果』がまもなく出る」とし、衛星写真公開の可能性を示唆したがまだ公開されていない。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)