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【みんな生きている】脱北者記者会見編

《「天安を爆沈させたバブルジェットは私が作った」高官出身の脱北者、記者会見で衝撃の告白》

2010年3月に起きた韓国の哨戒艦天安沈没事件を巡り、北朝鮮が作戦を遂行した潜水艦の艦長たち将校4人に対し、北朝鮮で最高の栄誉とされる「共和国英雄」の称号を授与していたことが脱北者の証言で明らかになった。
北朝鮮の元内閣幹部で、昨年脱北したアン・チョルナム氏(仮名)は12月7日、韓半島朝鮮半島)安保・統一フォーラム(南在俊〈ナム・ジェジュン〉代表)が主宰する記者会見で

「知人の娘婿が、天安を沈没させた潜水艦の機関長だった。機関長を含め、潜水艦の艦長、副艦長、甲板長たち4人に共和国英雄の称号が授与された」

と語った。
アン氏について国家情報院(国情院)側は

「アン氏が北朝鮮で、ある程度高い地位にいたことは確かだ」

と語っている。
アン氏によると、知人の娘婿は北朝鮮の海軍大学潜水艦学科を卒業し、中国で2年にわたり潜水艦の機関研修を受けた。
その後、黄海南道クァイル郡の海軍基地で勤務中に天安沈没事件に関与した。事件後は機関長から副艦長に昇格し、階級も2階級特進して大尉から一挙に中佐になったという。
アン氏は

北朝鮮はその年の10月に、潜水艦の乗組員だけを別に集め、殊勲表彰を行なった」
「1999年の第1次西海事件(第1延坪海戦)後、北朝鮮は『正義の報復をしなければならない』と強調した。天安の攻撃を組織・企画・指示・準備・進行する過程で、人民軍作戦局、偵察総局、海軍司令部作戦処等、多数の人間が関与した」

と語った。
アン氏の友人だった人民軍作戦部の副局長も天安爆沈について

「9年、10年と本当に細かく準備した作戦」

と語り、

「単に行って沈没させるだけなら1年前後で可能だったが、自分たちの仕業だとばれないタイミングを狙った。今では自分たちが沈没させたと証明できるような根拠はない」

と述べたという。
一方、第2経済委員会(軍需産業担当)の高官出身の脱北者キム・チョル氏(仮名)は、7日の記者会見で

「天安を沈没させた気泡魚雷(バブルジェット魚雷)は、(故・金正日キム・ジョンイル〉)最高司令官の命令で製造した」
「私が直接その命令書を受け取った。関連する図面をロシアから入手し、咸鏡南道新浦の海軍研究所で開発を始めた」

と語った。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)