もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】NLL工作編

北朝鮮のNLL工作は金大中盧武鉉両政権時から》

北朝鮮による西海(黄海北方限界線(NLL)無力化の試みは、金大中(キム・デジュン)政権時代から本格化した。
第1延坪海戦(1999年6月15日)を発端として、3カ月後(1999年9月2日)には北朝鮮軍の総参謀長が「特別報道」を通じ「NLLは無効」として「朝鮮西海海上軍事分界線」を宣言した。
この線は、黄海道と京畿道の境界線、カンリョン半島登山串と掘業島の等距離点、オン島と西格列飛島の等距離点を結んだラインで、西海5島(NLL付近にある五つの島)を全て北朝鮮の水域に含めている。
盧武鉉ノ・ムヒョン)政権になると、北朝鮮は「共同漁労」カードを持ち出した。「共同漁労のためには明確な境界線が必要」とし、共同漁労よりもNLL無力化の方が関心事だということを隠さなかった。これに対し、韓国側は「NLLは交渉の対象ではない。NLLを基準として、等距離・等面積の共同漁労区域を定めよう」と応じた。
2007年に南北首脳間で合意された10・4宣言は、北朝鮮が韓国の提案を受け入れたものと理解された。しかし、北朝鮮は2007年11月の国防長官会談で、北朝鮮が設定した「海上軍事分界線」とNLLとの間の水域を平和水域とし、その内部での共同漁労をを主張した。共同漁労区域をNLL以南に置こうとするもので、韓国側は到底受け入れられない提案だった。
その後、共同漁労問題は合意されないまま現在に至っている。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)