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【みんな生きている】幹部粛清編

北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)第1書記が公にデビューした2010年9月以降、北朝鮮の高官31人が粛清・解任され、このうち2人が銃殺されたと韓国の国会議員が明らかにしました。
これは韓国の与党・セヌリ党の尹相現(ユン・サンヒョン)議員が明らかにしたものです。それによりますと、金第1書記が朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長に選出され、父・金正日キム・ジョンイル)総書記の後継者として公式デビューした2010年9月に、それまで中央軍事委員会委員だった趙明禄(チョ・ミョンロク)氏たち4人が解任されました。
翌年の2011年には北朝鮮の治安機関・国家安全保衛部の柳敬(リュ・ギョン)副部長がスパイ容疑で銃殺された他、12人が解任されました。
柳副部長は2002年の日・朝協議をめぐり、当時の外務省高官が秘密交渉を進めてきた「ミスターX」だったと指摘されていて、2010年末から2011年初めに南北首脳会談の準備のため、ソウルを極秘訪問していたとされる人物です。
また、今年1月には人民武力部のキム・チョル副部長が金総書記の葬儀期間中に酒を飲んだ等として銃殺された他、7月に粛清された李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長を含む13人が解任されたということです。
尹議員は「権力基盤の強化の過程で解任や粛清は今後も進むだろう」と指摘するとともに、経済改革等に関わり正恩氏の後見人とされる義理の叔父・張成沢チャン・ソンテク)氏の役割が今後、どこまで進み、どこで止まるのか注目されるとしています。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)