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【みんな生きている】泉田裕彦編

任期満了に伴う新潟県知事選挙の投票が10月21日行われ、無所属の現職・泉田裕彦さん(50歳)が3回目の当選を果たしました。
泉田知事は新潟県加茂市出身で、旧通商産業省の課長補佐等を経て平成16年の知事選挙で初当選しました。
今回の選挙で泉田知事は5つの政党から推薦を受けた他、経済団体や農業団体等数多くの団体から支援を受けて選挙戦を展開しました。
泉田知事は2期8年の実績を強調し、県財政の建て直しや低迷する地場産業や農業の振興、それに深刻な医師不足への対応に引き続き取り組みたいと支持を訴えました。
また、東日本大震災のあと停止している東京電力柏崎刈羽原子力発電所の運転再開については、「福島第一原発の事故の検証が先だ」と、県民の安全の確保を最優先に考える姿勢を強調しました。
そして、幅広い層から支持を集め3回目の当選を果たしました。
泉田知事は埼玉県の上田知事同様、北朝鮮による日本人拉致事件解決に熱心に取り組んでいることでも知られています。



※「家族が拉致をされて長い時間が経過しています。この間、ご家族の皆様がどんな思いで家族の帰国をお待ちであるかと考えると、本当に居ても立ってもいられない思いでいっぱいです。
今年は特に、天候が不順です。寒くなったり、暑くなったり。皆さんご承知の通り、人工衛星で夜の地球の写真を撮るとどうなるか。北朝鮮のエリアは真っ暗になってしまいます。電力がほとんど通っていない。ちゃんとした生活ができているんだろうか。そして生活の他に、家族との絆を確かめるような、そういう文化的な一日を送ることができているのだろうか。色々な圧力に脅え、そして息を潜めながら生活をしているということはないのだろうか。こんな思いを強く感じるわけです。
一日も早く、祖国に帰ってきていただいて、そして家族とともに失われた時間を取戻していく。これを今、日本国政府、日本国民がやらないで、一体誰がやってくれるのだろうか。邦人を助けてくれる機構は日本にしかないわけです。
今、北朝鮮は大変つらい状態にあると思っています。平沼拉致議連会長もお話された通り、デノミの失敗がありました。そして食糧の問題も生じています。本当であればこの拉致問題は人道問題として、国家のパワーゲームから切り離してほしい。しかし、それが通じるでしょうか。残念ながら、核・ミサイルそして拉致と国際パワーゲームの中のカードとして使われている。本当に残念でなりません。
そしてまた厳しい状況になればなるほど何が起きるのか。日本は民主国家です。国内の世論分断ということを当然考える。これが悲しいかな国際パワーゲームだと思っています。我々は、同胞、家族を取戻すために惑わされてはいけません。心を一つにして、国論を一つにして必ず家族を取り返す。これを進めていかなければいけません。
47都道府県知事全て、『救出をする会』に入ってもらっています。『知事の会』としても、国論を分裂させないように、一日も早く同胞を取り返すために全力を尽くしていきたいと思います。
皆さん、この模様は間違いなく、北朝鮮にも届いています。日本国民の気持ちをメッセージとして届けていく、そして間違いのない交渉を進めていく、その環境を作っていくためにも、今大変重要な時期だと思っています。一致結束して家族を取戻すまで頑張りましょう。どうぞ宜しくお願いいたします」
泉田裕彦新潟県知事)