もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】48M特別試写会編

脱北者映画「48M」、アメリカで特別試写会》

北朝鮮脱出住民(脱北者)の脱出過程を描いた映画「48M」(原題)の特別試写会が9月19日、ワシントンのアメリカ下院で行われ、上下両院議員や市民団体関係者たちが鑑賞した。
「48M」は中・朝国境を流れる鴨緑江の最短距離を意味する。近くて遠い距離を命懸けで渡るしかなかった脱北者の夢や希望、挫折等が描かれている。
アメリカ議会で最初となる今回の試写会は、ディフェンスフォーラム財団(本部ワシントン)の代表で北朝鮮の人権問題に取り組むスザンヌショルティー氏たちの尽力で実現した。
映画を制作したのは、3年間にわたり北朝鮮政治犯収容所に入っていたアン・ヒョク氏。
試写会場でアン氏は

「我々がワシントンまで来た理由は、むごい暮らしをどこにも訴えることのできない脱北者の叫びを伝えるため」

と力をこめた。
アン氏は試写会に先立ち、アメリカ下院議員主催の公聴会に出席し、脱北者の実情や脱北過程等について証言した。
同席した別の脱北者

北朝鮮住民と脱北者に自由を」と切実に訴えた。

「48M」については、9月13日にスイス・ジュネーブの国連人権委員会で各国の大使と人権委員会代表、非政府組織(NGO)関係者たちを対象にした試写会が行われた。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)