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【みんな生きている】張成沢訪中団編

《「張成沢訪中団」、大半が経済通》

北朝鮮張成沢チャン・ソンテク)国防委員会副委員長(朝鮮労働党行政部長)の訪中に同行している主要幹部について、大半が経済通であることが分かった。
中国国営・新華社通信と北朝鮮朝鮮中央通信が8月14日に配信した中・朝共同指導委員会第3回会議の関連写真を見ると、サインをする張成沢氏の後ろに北朝鮮の幹部9人が並んでいる。
韓国の政府筋によると、このうち金聖南(キム・ソンナム)党国際部副部長、金亨峻(キム・ヒョンジュン)外務次官、池在竜(チ・ジェリョン)駐中北朝鮮大使を除く6人が経済分野の幹部だという。
最も上席(前列右端)に立っている人物は、李光根(リ・グァングン)合営投資委員長(59歳)。故・金日成(キム・イルソン)主席の主治医だったリ・ヨング元烽火診療所副所長の息子だ。ドイツ留学を終えたあと、貿易省や対外経済委員会や貿易会社等の勤務を経て、2000年に47歳で貿易相に起用されて注目を集めた。2002年9月にはソウルで開かれた「南北統一サッカー」に朝鮮サッカー協会委員長として出席し、当時の鄭夢準チョン・モンジュン大韓サッカー協会会長や朴槿恵(パク・クンヘ)欧州・コリア財団理事と記念撮影した。
その後、朝鮮労働党の統一戦線部副部長を務めたあと、今年初めに外資誘致を統括する合営投資委員会の委員長に就任した。
後列には、初代合営投資委員長を務めた李秀勇(リ・スヨン)党副部長(77歳)の姿があった。李秀勇氏は別名を李徹(リ・チョル)といい、1980年から30年間にわたりスイス大使を務め、40億ドル(約3,150億円)に上る故・金正日キム・ジョンイル)総書記の海外裏金を管理し「金正日の金庫番」と呼ばれた人物だ。スイス大使在任中は金総書記の3人の息子、正男(ジョンナム)、正哲(ジョンチョル)、正恩(ジョンウン)の各氏のスイス留学をサポートした。
2010年3月に帰国し、新たに発足した合営投資委員会の初代委員長に就任。北朝鮮の黄金坪・羅先経済特区に対する中国の投資約束を取り付けた。北朝鮮は李秀勇氏の役職を「副部長」と伝えているだけで、所属は明らかにしていない。
経済分野以外の幹部としては金聖南・国際部副部長(59歳)の姿があった。金聖南氏は金日成主席、金正日総書記の中国語通訳(1号通訳)を務め、2010年1月に国際部課長から副部長に昇進した。
韓国政府の関係者は

金正日総書記が金聖南氏を国際部副部長に起用したのは、同年5月の訪中等の対中外交の強化を見据えた布石だった」

との見方を示している。
この他、金亨峻外務次官(63歳)の姿も確認された。
外交筋は

北朝鮮外務省で中東を担当してきた金亨峻氏が今回の訪中に同行しているのは、やや意外だった。業務が調整されたか、中国担当の金成基(キム・ソンギ)外務次官に何らかの事情があるものと見られる」

と話している。
一方、当初は訪中に同行すると伝えられていた金永日キム・ヨンイル)党国際部長(国際書記)の姿がなかったことについて、韓国政府当局者は

「この会議にだけ出席しなかった可能性もある」

と話している。金永日氏は2010年1月、朝鮮労働党中国共産党間の外交を総括する国際部長に起用されて以降、金正日総書記の4回の訪中に同行し「金正日の対中外交ブレーン」と呼ばれた。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)