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【みんな生きている】中・朝高官往来編

《中・朝高官、相次いで往来》

北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)第1書記の叔父で後見役を務める張成沢チャン・ソンテク朝鮮労働党行政部長が8月13日、大規模代表団を率いて中国を訪れたことから、金第1書記の訪中時期に関心が集まっている。
北朝鮮の李明秀(リ・ミョンス)人民保安部長(警察庁長官に相当)の訪中(7月24~28日)、王家瑞中国共産党対外連絡部長の訪朝(7月30日~8月3日)等、先月から続いている中・朝の外交日程は金第1書記の訪中の可能性が高まっていることを示している。
中・朝高官の往来は今年4月の北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射を巡る摩擦で一時途絶えたが、最近は再び活発になっている。
韓国政府筋は同日

「張氏の訪中後すぐに金第1書記が中国を訪れるのは、儀典上難しい。金第1書記は張氏の訪中結果と中国の次期指導部の発足時期等を踏まえ、訪中時期を決めるだろう」

と伝えた。
一方、まだ28歳と若い金第1書記が60~70代の中国指導者たちと会談することに負担を感じているとの見方もある。中国でも、権力を世襲した20代の後継者を金正日キム・ジョンイル)総書記と同じように礼遇すべきかどうかを巡り、議論があるという。
外交筋は

「中国内部のこうした雰囲気を探りながら、金第1書記の訪中に向けた地ならしをすることも張成沢氏の任務の一つだ」

と話している。
同日に張氏の訪中が伝えられるまで、韓国政府の一角では金第1書記の訪中が迫ったと見て北朝鮮の動きを注目していたようだ。
ある関係者によると、平壌に駐在する劉洪才・中国大使が8月6日から平壌を離れていることから、劉大使が訪中する金第1書記を迎えるため、一足先に中国に戻ったとの見方が出ていたという。劉大使の不在は、平壌の中国大使館で次席の関華兵公使が「臨時大使」として業務に当たっていることから、間接的に確認された。
過去には、駐北朝鮮中国大使が金総書記の訪中の数日前に本国へ戻り、中・朝国境地帯で金総書記を出迎えて中国訪問に随行していた。
だがこの日、張成沢氏の訪中が確認されたことから、劉大使は金第1書記ではなく張氏を迎えるために中国に戻ったとの見方が強まっている。
張氏は金第1書記の叔父で金正恩体制を支える実力者のため、中国側が首脳に次ぐ待遇で迎えたというわけだ。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)