【みんな生きている】金正男編

北朝鮮の故・金正日（キム・ジョンイル）総書記の長男・正男（ジョンナム）氏が身の危険を感じて居住先を転々と移し、資金も底をついている状態だと韓国の新聞が報じました。
これは、韓国の夕刊紙『文化日報』が韓国政府関係者の話として伝えたものです。
それによりますと、正男氏は異母弟の金正恩（キム・ジョンウン）第１書記による権力の掌握後、身辺に危険を感じたためマカオや北京の自宅には近づかず、中国や他の地域で居住場所を移しながら生活しているということです。
また、正男氏に資金と情報を与えてきたロシア駐在の北朝鮮外交官たちが本国に呼び戻された他、叔母の金敬姫（キム・ギョンヒ）軽工業部長から提供された「金脈」も最近失い、資金難に直面していると報じています。
正男氏は今年４月にシンガポールのホテルで韓国人実業家に目撃されていて、最近、知人には「心と体の健康が大事」などと伝えてきているということです。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）