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【みんな生きている】横田めぐみさん/北海道新聞

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《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!川崎で横田めぐみさん写真展 両親訪問「拉致許せない」》

北朝鮮による拉致問題への理解を深めてもらうため神奈川県川崎市が市内の商業施設「アトレ川崎」で開催している拉致被害者横田めぐみさん(失踪当時13歳)の写真展に、同市に住む父・滋さん(83歳)と母・早紀江さん(80歳)が4月23日訪れ、拉致について

「許せない。早く何とかしないと」

と訴えた。
会場では、めぐみさんが双子の弟2人と一緒に写った写真など、滋さんらが撮影した40点を展示。夫妻は写真を見つめながら、時折笑顔で言葉を交わしていた。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
■北海道警HP
http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/
救う会道南HP
http://www.satoukenji.jp/sukuukai_dounan/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
■特定失踪者・北朝鮮人権ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015

[集会のお知らせ1]
◆日 時:平成28年5月21日土曜日
※14:30開場、15:00~17:00開演
◆場 所:東広島芸術文化ホールくらら 小ホール
広島県東広島市西条栄町7番19号
※JR山陽本線西条駅徒歩7分
http://www.kurara-hall.jp/
◆講 師:荒木和博氏(拓殖大学教授、特定失踪者問題調査会代表)
◆参加費:1,000円
◆主 催:『拉致問題の風化を許さない!!』実行委員会
◆後 援:東広島市日本会議広島東広島支部

[集会のお知らせ2]
北朝鮮人権侵害問題啓発集会&国民大行進in九州」
◆日 時:6月5日13:00~
◆場 所:福岡市役所15階講堂
福岡市中央区天神1-8-1
◆参加費:無 料
◆登 壇:家族会より飯塚繁雄代表他5名参加予定。救う会全国協議会の西岡 力会長も参加予定です。
◆主 催:北朝鮮に拉致された日本人を救出する九州連絡協議会
◆後 援:福岡県、福岡市、佐賀県鳥栖市熊本県長崎県大分県、宮崎県、日本会議福岡ほか多数予定



◆昭和52(1977)年11月15日
少女拉致容疑事案
被害者:横田めぐみさん(拉致被害時13歳)
新潟市において下校途中に失踪。
平成16年11月に開催された第3回実務者協議において、北朝鮮側はめぐみさんが1994(平成6)年4月に死亡したとし「遺骨」を提出したが、めぐみさんの「遺骨」とされた骨の一部からは同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
平成18年4月には日本政府の実施したDNA検査により、横田めぐみさんの夫が昭和53年に韓国より拉致された当時高校生の韓国人拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)氏である可能性が高いことが判明した。

※「白い翼でも黒い翼でも、赤い翼でも青い翼でも、何でも結構なんで、帰って来られる翼をめぐみに与えてほしい」
横田早紀江さん。拉致被害者横田めぐみさんの母)
※「正義は必ず勝つ、と私は信じていますので、あとしばらくお力をお貸しください」
(横田哲也さん。拉致被害者横田めぐみさんの弟)
新潟県警HP
http://www.police.pref.niigata.jp/
■神奈川県警HP
http://www.police.pref.kanagawa.jp/
あさがおの会HP
http://www.asagaonokai.jp

◆昭和55(1980)年5月頃
欧州における日本人男性拉致容疑事案
被害者:石岡 亨さん(拉致被害時22歳)
被害者:松木 薫さん(拉致被害時26歳)
2人とも欧州滞在中の昭和55年に失踪。
昭和63年に石岡さんから日本の家族に出した手紙(ポーランドの消印)が届き、石岡さん、松木さん、そして有本恵子さんが北朝鮮に在住すると伝えてきた。
北朝鮮側は、石岡 亨さんは1988(昭和63)年11月にガス事故で有本恵子さんと共に死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
また、同様に松木 薫さんについても、1996(平成8)年8月に交通事故で死亡したとして、平成14年9月及び平成16年11月に開催された第3回日・朝実務者協議と2回にわたり、北朝鮮側から松木さんの「遺骨」の可能性があるとされるものが提出されたが、そのうちの一部からは、同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
捜査当局は拉致実行犯である「よど号」犯人の妻・森 順子及び若林(旧姓:黒田)佐喜子について、平成19年6月に逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。
■北海道警HP
http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/
熊本県警HP
http://www.police.pref.kumamoto.jp/

《特定失踪者・斉藤四郎さんについて》
◆氏名:斉藤 四郎
(さいとうしろう)
◆失踪年月日:昭和31(1956)年3月18日
◆生年月日:昭和13(1938)年11月23日
◆性別:男
◆当時の年齢:17歳
◆当時の住所:北海道札幌市中央区
◆当時の身分:板金工見習
◆身長:160cmくらい
◆失踪場所:北海道札幌市

【失踪状況】
昭和29年から板金見習として住み込みで働いていた。
当日は板金組合の講習があり、朝会社の人と一緒に行ったというが講習会場には行っていない。会社にも戻ってこなかった。
会社の同僚の話では、前夜布団を被って泣いていたとのこと。

《特定失踪者・吉田信夫さんについて》
◆氏名:吉田 信夫
(よしだのぶお)
◆失踪年月日:昭和40(1965)年5月25日
◆生年月日:昭和10(1935)年8月30日
◆性別:男
◆当時の年齢:29歳
◆当時の住所:北海道小樽市
◆当時の身分:会社員
◆身長:160cmくらい
◆体重:55kgくらい
◆特徴:右目の視力が弱く多少斜視
◆失踪場所:札幌市の会社を退社後

【失踪状況】
手稲工場を退社後行方不明となる。
汽車通勤で転勤後間もないため小樽工場へ立ち寄った可能性がある。

《特定失踪者・阿部妙子さんについて》
◆氏名:阿部 妙子
(あべたえこ)
◆別名:山田 妙子
(やまだたえこ)
◆失踪年月日:昭和50(1975)年8月25日
◆生年月日:昭和28(1953)年2月17日
◆性別:女性
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:北海道札幌市中央区
◆当時の身分:飲食店従業員
◆身長:167cm~168cm
◆体重:45kgくらい
◆特徴:
1)話をするとき歯を舌で隠すような話し方
2)細身で足が長くスタイルは良かった
3)顔は小さく卵形
4)色白
◆失踪場所:北海道札幌市

【失踪状況】
本名は阿部妙子。
山田妙子、山田洋子という通称を使っていた。
家族が同棲相手に電話したところ「2、3日前からいない」と言われて友人と部屋を訪ねたが姿はなかった。
失踪の数日前電話があり「兄弟仲良く、元気で暮らすように」と言われた。
その後妹が、妙子さんの友人から「妙子さんがお別れの挨拶に来た。別人のようにやつれていたし、どこかに行くの?」と聞かれた。

《特定失踪者・本多茂樹さんについて》
◆氏名:本多 茂樹
ほんだしげき)
◆失踪年月日:昭和55(1980)年5月21日
◆生年月日:昭和28(1953)年8月21日
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆当時の住所:北海道札幌市豊平区
◆当時の身分:電話に関する仕事
◆身長:160cm
◆特徴:
1)痩せ型
2)色白
◆失踪場所:青函連絡船

【失踪状況】
就職のため東京へ行く途中、青函連絡船の中に荷物だけ残し行方不明。
北海道警は自殺であろうといい、家族もそうかと思い仏事も済ませたところ、実家や兄のところに、約8ヶ月間、度々無言電話がかかってきた。
青森県警HP
http://www.police.pref.aomori.jp/

《特定失踪者・長尾直子さんについて》
◆氏名:長尾 直子
(ながおなおこ)
◆失踪年月日:昭和56(1981)年3月16日
◆生年月日:昭和35(1960)年10月25日
◆性別:女性
◆当時の年齢:20歳
◆当時の住所:北海道札幌市北区
◆当時の身分:自動車学校事務員
◆身長:155cm
◆体重:45kg
◆特徴:
1)コンタクトレンズ使用
2)前歯2本ほど差し歯
◆失踪場所:北海道札幌市北区篠路

【失踪状況】
いつも通り出勤したがすぐに傘を取りに引き返してきた。
会社に着いたと思われる頃会社から出勤していないと連絡。
普段は会社から日に1、2回電話してくる。
夜になっても連絡なし、心当たりもあたったが分からず。
翌日捜索願。
身の回りのものは手つかずで、預金を下ろしたりもしていない。

《特定失踪者・武山京子さんについて》
◆氏名:武山 京子
(たけやまきょうこ)
◆失踪年月日:平成4(1992)年6月12日
◆生年月日:昭和10(1935)年12月20日
◆性別:女性
◆当時の年齢:56歳
◆当時の住所:北海道札幌市清田区
◆当時の身分:会社員
◆身長:145cm
◆体重:48kg
◆特徴:
1)面長
2)左手第四指(薬指)第一関節欠損
3)第三指(中指)第二関節変形
◆失踪場所:北海道浜益郡浜益村幌と床丹の間の山林

【失踪状況】
6月12日午前8時ころ、浜益郡浜益村の通称大阪山にタケノコ採りに入り失踪。
大捜索するが遺留品は全くなし。
北朝鮮にいるとの不確定情報がある。



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。