もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第41回

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THE HUMAN FACTOR
(1991年・METAL CHURCH)

【収録曲】
(1)THE HUMAN FACTOR
(2)DATE WITH POVERTY
(3)THE FINAL WORD
(4)IN MOURNING
(5)IN HARM'S WAY
(6)IN DUE TIME
(7)AGENT GREEN
(8)FLEE FROM REALITY
(9)BETRAYED
(10)THE FIGHT SONG



今回はMETAL CHURCHです。
このアルバムはバンドにとって通算4枚目のアルバムなのですが、このアルバムはプロデューサーがマーク・ドッドソンというところが目玉です。
マーク・ドッドソン。
はい、そうですね。
マーク・ドッドソンはANTHRAXのアルバムのプロデューサーとしても有名ですね。
さすがはマーク・ドッドソン。このアルバムはMETAL CHURCHの魅力を余すところ無く表現しています。
(1)~(10)まで正統派メタルサウンドです。聴いていてスカッとする(1)で始まって、最後の(10)まで攻めっぱなしのアルバムです。
個人的には最初と最後の2曲がお気に入りです。
(1)は当時の音楽業界を痛烈に皮肉った曲で、(10)は人権について歌っています。
(4)と(5)は2曲続けて児童虐待や虐待死のことを歌っています。
(4)の“who loves me?”(「誰が愛してくれているの?」)の部分は鋭く胸に突き刺さります。
児童虐待や虐待死は残念ながら今でも日・米ともに存在します。
今回「THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND」を書くにあたって全曲聴き直しましたが、(4)や(5)を聴いていて、「このアルバム出て20年以上経つのに、児童虐待や虐待死の問題ってちっとも解決してないなァ…」と思いました。