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【みんな生きている】デビッド・コーエン編

《コーエン財務次官、金一族の裏金に言及》

「ここ数年続く制裁の影響で、北朝鮮が裏金を取引する能力は大きく低下した」
アメリ財務省でテロや金融犯罪を担当するデビッド・コーエン財務次官は7月30日

アメリカは北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)第1書記をはじめとする金氏一家の裏金の隠し場所に関心を寄せている」

と発言した。
コーエン財務次官はこの日、ソウルの駐韓アメリカ大使館で『朝鮮日報』紙とのインタビューに応じ、その中で

「金氏一家の裏金についてどのような措置を取るかについては、その場所を突き止めた上で決めたい」

とした上で、上記のように述べた。コーエン財務次官はアメリカ政府で北朝鮮とイランに対する制裁関連の業務を総括している。
コーエン財務次官は

「ここ数年にわたり行われてきた制裁により、北朝鮮は国際的な金融システムに自由にアクセスできなくなっているため、物品を購入することが非常に難しくなっている。そのため(国際社会による)圧力はある程度は成功していると言えるだろう」

と述べ、北朝鮮に対する制裁の成果について前向きに評価した。
コーエン財務次官はさらに

代理人を立ててペーパーカンパニーを立ち上げるとか、大量の現金を直接やりとりする等の方法で北朝鮮は制裁から逃れようとしている。しかし、取引の能力自体は以前に比べて間違いなく低下している」
ペーパーカンパニーを立ち上げるのは、国際金融システムにアクセスするほぼ唯一の、あるいは最も重要な方法になっているが、このこと自体が制裁の効果を示すものだ」

等とも指摘した。
コーエン財務次官はパナマ北朝鮮船舶・清川江号(チョンチョンガン号)からミサイル部品等が押収された問題について

「砂糖を運搬する船から武器が発見されたが、これは北朝鮮に資金を支払うのが難しくなっているからだ。このことはそれだけ北朝鮮が切迫した状況にあることを示している」

と話した。
中国が朝鮮貿易銀行との取引を中断する等、北朝鮮に対する金融制裁に乗り出していることについてコーエン財務次官は

北朝鮮の核が自国にとって脅威になりかねないという認識に基づき、中国政府や金融機関が自らの目的に基づいて行動したものだ。アメリカに対して好意を示すようなものでは決してないと思う」
アメリカによる金融制裁に中国が協力しているとの判断を下すのはまだ難しい」

との見方を示した。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)