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【みんな生きている】グリン・デイビース編

ミャンマー北朝鮮、「お手切れ」》

アメリカのグリン・デイビース対北朝鮮政策特別代表は10月22日、ミャンマー北朝鮮との軍事関係を断絶する戦略的決定を下したことを明らかにした。これはロイター通信が報じた。
中国を訪問中のデイビース代表はこの日、北京で記者たちに対し

ミャンマーは正しい方向に進んでいると思う。北朝鮮との関係を根本から見直すという戦略的決定をすでに下し、究極的には北朝鮮との関係を断絶するに至るだろう」

と語った。
ただし、両国はこれまで長い期間にわたり交流を続けてきたことから、デイビース代表は

「関係を完全に整理するにはやや時間がかかるのではないか」

との見方も示した。
昨年3月、ミャンマーで軍事政権後初の大統領となったテイン・セイン大統領は、内政面では政治犯の釈放といった改革措置を相次いで打ち出し、外交面ではアメリカ等との関係修復に向け努力してきた。
さらに、今年5月の李明博(イ・ミョンバク)大統領訪問の際には、韓国側に「北朝鮮との武器取引中断」の意向も伝えたという。
テイン・セイン大統領は昨年12月、ミャンマーを訪問したアメリカのヒラリー・クリントン国務長官に「北朝鮮との武器取引を禁止する国連決議案を守る」と明言していた。
アメリカは昨年のクリントン国務長官によるミャンマー訪問時から「北朝鮮との関係清算」を要求し、9月にも「ミャンマーが国際社会との真の関係改善を図るためには、いかなる形であれ、北朝鮮との軍事交流を取りやめなければならない」と求めていた。
ミャンマーラングーン事件をきっかけに北朝鮮との正式な外交関係をいったんは断絶したが、2007年に関係を修復。しかし、実際はそれ以前から、ミサイル技術や在来兵器の取り引きを行なってきたとされている。

ラングーン事件
1983年に当時の全斗煥(チョン・ドゥファン)韓国大統領がミャンマーのアウンサン廟を訪問した際、これを狙って北朝鮮が起こした爆弾テロ。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)